アヴェラーレに注目したい。関屋記念からの重賞連勝と、母アルビアーノとの親子制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/28(土)　スワンS(3歳上・GII・京都芝1400m)

　アヴェラーレ(牝5、美浦・木村哲也厩舎)は15年のこのレースの勝ち馬アルビアーノを母に持つドゥラメンテ産駒。昨春に2勝クラスを突破してから足踏みが続いていたが、今年3月にオープン入りを決めると、前走の関屋記念で重賞初制覇を果たした。今回は12戦ぶりの右回りが課題となりそうだが、こなして重賞連勝なるか。

　トウシンマカオ(牡4、美浦・高柳瑞樹厩舎)は昨年の京阪杯勝ちがあるビッグアーサー産駒で、近走は函館スプリントSとキーンランドCで連続3着に好走している。京都コースは初だが、右回りと1ハロンの距離延長は守備範囲であり、ここも活躍が期待される。

　その他、葵Sで2着だったルガル(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)、今年の京都牝馬S勝ち馬ララクリスティーヌ(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)、20年の朝日杯FS勝ち馬グレナディアガーズ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)、未勝利から3勝クラスまで4連勝した実績があるエクセトラ(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。