【天皇賞・秋】ジャスティンパレスが4度の対戦で全て先着許すイクイノックスに雪辱へ、杉山晴紀調教師「舞台は合いそう」

スポーツ報知

2023年10月25日(水) 06:45

ジャスティンパレス(右から2頭目)がイクイノックス(右)に0秒2差と迫った宝塚記念

天皇賞・秋・G1(10月29日、東京・芝2000メートル)

 史上6頭目の春秋連覇を狙い、ジャスティンパレスが今秋初戦を迎えた。杉山晴調教師は「単純に、スタミナと2000メートルで勝つスピードの両方を備えていないといけません。普通のG1馬では両方は勝てない。右回り、左回りの違いもあるので」と、一般論としての難しさを説明したうえで、「でも、パレスはどっちでも力を出せるタイプだと思います。3200メートルの方がいいという馬ではないし、『2000メートルはこの馬には短い』ではない。相手関係が違うだけで、東京の2000メートルでもしっかり走れると思う」と手応えをにじませる。

 今回は21年の秋盾をエフフォーリアで制し、22日現在101勝で関東リーディングを走る横山武と初コンビを組む。鞍上が駆けつけた19日の1週前追い切りは栗東・CWコースでフルングニル(3歳2勝クラス)を3馬身追走し、6ハロン81秒1―11秒5で半馬身先着。見守った杉山晴師は「追い切りではいつも道中ハミにもたれる面も伝えましたが、(横山武は)『そのわりに4角からの反応や動きがすごかったし、やっぱりG1馬ですね』と言っていました」と穏やかな表情を見せた。

 同世代のイクイノックスには4度の対戦ですべて先着を許しているが、前走の宝塚記念は0秒2差と最も着差を詰めた。「春から大きな成長はありませんが、馬は完成したのかなと思います。舞台は合いそう。ゲートの駐立に課題が残るので、しっかり出して流れに乗せてくれれば」と指揮官。担当の池水助手は、先日引退したデアリングタクトも手がけていた。看板を任されたジャスティンパレスが、強豪ぞろいの一戦で全国リーディング厩舎の底力をアピールする。(玉木 宏征)

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