イタリア出身のトップジョッキー、ランフランコ・デットーリ(52)が21日に英アスコット競馬場であった英チャンピオンズデーの2鞍でムチの使用回数制限(6回)を超えたため、11月7日から16日間の騎乗停止処分を科された。

　24日、英国の地元メディアが一斉に報道。このため、オーストラリア競馬のビッグイベント、メルボルンカップ(11月7日、フレミントン芝3200メートル)に騎乗できなくなった。

　対象となったレースはG2英チャンピオンズロングディスタンスカップ(芝3100メートル、トローラーマン1着)とG1英チャンピオンズスプリントS(芝1200メートル、キンロス2着)の2鞍。英レーシングポスト紙の取材にデットーリは「1回多くステッキを使用してしまった」とコメントしている。