【天皇賞・秋】プログノーシス 雄大なフットワーク披露!中内田師「状態凄くいい」

スポニチ

2023年10月26日(木) 05:26

CWコースで追い切るプログノーシス(撮影・亀井直樹)

 ◇厳選超抜リスト

 「厳選超抜リスト」は札幌記念を制したプログノーシスをピックアップ。本格化した素質馬が勢いに乗ってG1初制覇を狙う。

 切れ味が研ぎ澄まされてきた。プログノーシスは1週前追い切りをCWコースでアウサンガテ(6歳1勝クラス)と併せ馬。ぶれないフォーム。リードホースの後ろで我慢。直線で内から僚馬を一気にかわした。そのままリードを保ち、3馬身先着でフィニッシュした。CWコースのラスト2Fは22秒5、自動計測が導入されて最速タイの数字。感触を確かめた川田は「具合の確認です。追い切って、もう一つ良くなるなという感じでした。能力のある馬ですから、時計は出ますね」と楽しみを乗せた。

 最終追い切りは中内田師が騎乗した。CWコース単走、馬なりで6F83秒7〜1F11秒9をマーク。馬体を大きく見せ、雄大なフットワークが目を引いた。トレーナーは「1週前はこちらが思った以上に気が入っていました。気持ちが高ぶりそうな感じがあったのでリズム重視で。状態は凄くいいですね」ともう味付け程度で十分。1カ月かけて、丹念に本数も重ねた。

 3走前の金鯱賞で重賞初V。続く香港のクイーンエリザベス2世Cで2着に入り、前走の札幌記念で圧勝パフォーマンス。成績を見ても、完全に本格化を迎えた印象だ。「前走は馬場が良くない中で走り切ってくれました。心身ともにパワーアップしていると思います。2000メートルもずっと使っている距離。良馬場でやらせてあげたいですね」と見通しを語った。

 常に上がり最速、初の東京コースが合う気がしてならない。川田とのコンビで6戦全勝と頼もしい。ディープインパクト産駒JRA・G1・71勝とサンデーサイレンス産駒に並んで最多タイ。さあ、超えてみせるか。リバティアイランドで牝馬3冠を達成した川田×中内田厩舎のゴールデンコンビが大種牡馬の歴史に新たな1ページを刻む。

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