◆第168回天皇賞・秋・G1(10月29日、東京競馬場・芝2000メートル)＝10月27日、栗東トレセン

　ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が戦闘モードに突入だ。「周囲を威圧している」と友道調教師は最終追い切り後、オーラを漂わせ始めた姿に目を細めた。

　この日はCWコースを半周し、プールで調整。ドバイターフを取り消したため、京都記念以来、約7か月半ぶりのレースになるが、毛づやや馬体の張りは抜群で、久々を感じさせない好仕上がり。イクイノックスとは昨年、首差で制したダービー以来の直接対決。「あとはジョッキーに任せるだけ」とトレーナー。迎え撃つ準備は整った。