【激ウマ情報】牝馬3冠を達成した3歳牝馬の活躍が目立つジャパンC。3歳牝馬にとってのアドバンテージは古馬の牡馬と4キロの重量差だけではない。若い馬にとって成長力も大きな武器になる。リバティアイランドの調教パートナーを務める片山助手は「使うたびに限界のポテンシャルが上がっていく。秋華賞の時は9割ぐらいまで上げているんだけど、今考えたら7割ぐらいだった。これが成長なんでしょうね」と目を細める。

　秋華賞から約1カ月間でもさらに上昇ムード。「この短期間で、ここまでの成長があるとは思わなかった。先が見えないし本当に凄い馬」と規格外の成長力に驚きを隠せない。

　競馬ファンも待望の対決が実現する。「イクイノックスの厩務員さんとも話すけど“こっちは相手が世界ナンバーワンやもん”というのを言い訳にしたくないし、向こうにも“牝馬で54キロの重量は有利だから”というのを言ってほしくない。スーパー女子大生が大人相手にどこまで近寄れるか。お互いにガチ勝負をしたいね」。あくまで挑戦者の立場として世紀の対決に挑む。