◆第75回朝日杯FS・G1(12月17日、阪神競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り＝12月8日、美浦トレセン

　前走の東京スポーツ杯2歳Sで重賞初制覇を飾ったシュトラウス(牡2歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス)はWコースを単走。道中は折り合いがつき迫力満点のフットワーク。最後の直線では馬場の外めを回りスムーズな伸び脚で、鞍上の手綱は全く動かない“静”の調整を終え、6ハロン80秒7―12秒0をマークした。

　武井調教師は「前回も黛騎手に乗ってもらっていますが、同じようなイメージでやって、その中でテーマは折り合いとテンションの維持。見た目には少し行きたがるところもあったけど、すぐに収まりがついてそこからはリズム良く行けて良かったかなと思う」と手応えを口にした。