【POG】ラヴスコールはフェアリーSへ アルテミスSに続き重賞挑戦/馬三郎のつぶやき

デイリースポーツ

2023年12月13日(水) 17:55

フェアリーSを目標に調整されるラヴスコール(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和

アンクルクロス(13日・安里)

 先週の中京芝1400m未勝利戦で、12番人気の低評価を覆し制したアンクルクロス(牡2歳、栗東・高橋亮)。「プラス20キロでも元気があっていい雰囲気だったし、レースも完勝と言えるいい内容だった。少し追い足りないくらいだったので、まだ上積みは見込めるし昇級しても楽しみはある」と師は振り返った。来週の万両賞(23日・阪神、芝1400m)で連勝を狙う。

ディスタントスカイ(13日・浜口)

 ディスタントスカイ(牡2歳、栗東・角田、父Uncle Mo母Elisheva)がこの日の栗東坂路で4F54秒2-12秒2(一杯)をマーク。調教初期段階とは思えないほどしっかりとした走りで、追われてからのアクションも非常に滑らかだった。米国産馬らしい力強い馬体も好印象。これは走ってきそうだ。

インテグレイト(13日・竹村)

 キタサンブラック産駒のインテグレイト(牡2歳、栗東・四位、母エイシンキルデア)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。キビキビとした脚さばきで、仕掛けてからの反応も上々。最後まで集中力を切らさずフィニッシュした。先週までは追ってからの反応に物足りなさが残っていたが、徐々に体力が強化され粘りがアップ。着実に気配は上向いている。近親には重賞3勝馬スワーヴアラミスがおり、北海道セレクションセールで3800万円(税抜き)で取引された一頭。

ドナウワルツ(13日・石渡)

 12年関屋記念など重賞2勝を挙げたドナウブルーを母に持つドナウワルツ(牝2歳、美浦・手塚、父モーリス)が入厩。この日は美浦坂路を軽めのキャンターで駆け上がった。テンションの高揚はなく、フットワークも軽快そのもの。叔母はジェンティルドンナで、半姉にリステッド2勝のドナウデルタを持つなど文句なしの良血で、今後の動向に注目だ。

ラヴスコール(13日・常木)

 アルテミスSで6着に敗れたラヴスコール(牝2歳、美浦・加藤征)はフェアリーS(1月7日・中山、芝1600m)を目標に調整される。

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