【2023年海外プレイバック】サウジ&ドバイで日本馬が6勝など ウシュバテソーロら大活躍

2023年12月31日(日) 18:30 7 22

ドバイWCを制したウシュバテソーロ(撮影:高橋正和)

 2023年、国内にとどまらず海外でも日本馬が名勝負を繰り広げた。ここでは今年に海外の地で日本馬が勝利をおさめたレースを振り返る。

※日付はすべて現地時間
■2月25日 1351ターフスプリント(キングアブドゥルアジーズ・芝1351m)
優勝馬:バスラットレオン(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)
 サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた1351ターフスプリント(4歳上・G3・芝1351m)は、先手を取った坂井瑠星騎手騎乗のバスラットレオン(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、追い込んだカサクリード(牡7、米・W.モット厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分17秒49(良)。

■2月25日 レッドシーターフハンデキャップ(キングアブドゥルアジーズ・芝3000m)
優勝馬:シルヴァーソニック(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)
 サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたレッドシーターフハンデキャップ(4歳上・G3・芝3000m)は、好位のインを追走したD.レーン騎手騎乗のシルヴァーソニック(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、最後の直線で抜け出し、追い込んだエネミー(セ6、英・I.ウィリアムズ厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分06秒46(良)。

■2月25日 サウジカップ(キングアブドゥルアジーズ・ダ1800m)
優勝馬:パンサラッサ(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)
 サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジC(4歳上・G1・ダ1800m)は、先手を取った吉田豊騎手騎乗のパンサラッサ(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、追い込んだカントリーグラマー(牡6、米・B.バファート厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒80(良)。

■3月25日 UAEダービー(メイダン・ダ1900m)
優勝馬:デルマソトガケ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)
 アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたUAEダービー(3歳・G2・ダ1900m)は、先手を取ったC.ルメール騎手騎乗のデルマソトガケ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、後続を突き放して逃げ切り、2番手を追走したドゥラエレーデ(牡3、栗東・池添学厩舎)に5.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒81(良)。

■3月25日 ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)
優勝馬:イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)
 アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイシーマクラシック(4歳上・G1・芝2410m)は、先手を取ったC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、持ったまま後続を突き放し、2着の4番人気ウエストオーバー(牡4、英・R.ベケット厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒65(良、コースレコード)。

■3月25日 ドバイワールドカップ(メイダン・ダ2000m)
優勝馬:ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)
 アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドC(4歳上・G1・ダ2000m)は、道中最後方からとなった川田将雅騎手騎乗の4番人気ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)が、直線で一気に前の各馬を差し切り、早めに先頭に立って粘った3番人気アルジールス(セ6、英・S&E.クリスフォード厩舎)に2.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分03秒25(良)。

■9月10日 コリアスプリント(ソウル・ダ1200m)
優勝馬:リメイク(牡4、栗東・新谷功一厩舎)
 韓国のソウル競馬場で行われたコリアスプリント(3歳上・国際G3・ダ1200m)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気リメイク(牡4、栗東・新谷功一厩舎)が直線で内から楽に抜け出し、逃げ粘るBeolmaui Star(牡4、韓・Baik Kwang Yeol厩舎)に4馬身差を付けて勝利した。勝ちタイムは1分10秒0(レコード、良)。

■9月10日 コリアカップ(ソウル・ダ1800m)
優勝馬:クラウンプライド(牡4、栗東・新谷功一厩舎)
 韓国のソウル競馬場で行われたコリアカップ(3歳上・国際G3・ダ1800m)は、レース途中から先頭に立った川田将雅騎手騎乗の1番人気クラウンプライド(牡4、栗東・新谷功一厩舎)がそのまま逃げ切り、早めに2番手に押し上げたグロリアムンディ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)に10馬身差を付けて勝利した。勝ちタイムは1分51秒5(良)。

■11月4日 ザ・ゴールデンイーグル(ローズヒルガーデンズ・芝1500m)
 優勝馬:オオバンブルマイ(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)
オーストラリアのローズヒルガーデンズ競馬場で行われたザ・ゴールデンイーグル(南半球産:4歳・北半球産馬:3歳、芝1500m)は、中団のインでレースを運んだJ.パー騎手騎乗のオオバンブルマイ(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)が直線で馬群を縫うように伸びて優勝した。

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  • パガウーニさん

    2023/12/31 21:06

    日本国内ではG1には手が届かなくても、海外のG1をはじめとした重賞で活躍が評価されて晴れて、または堂々と種牡馬になれる道が開かれたのは大きいですよね。

    ルーラーシップやステイゴールドは血統的にも種牡馬にはなれたと思いますが、やはり海外G1制覇の肩書きは繁殖牝馬の質にも大きく影響があったのではないかと思います。

  • ハナ差2センチさん

    2023/12/31 20:11

    今年も海外馬券、たくさん買えました。
    当たり馬券は掴めなかったけど、みんなありがとう!

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