暑熱対策による競走時間の変更、阪神競馬場のリフレッシュ工事など 2024年のJRA変更点

2024年01月02日(火) 12:00 19 51

阪神競馬場(c)netkeiba.com

 2024年の中央競馬は、1月6日(土)の東西金杯からスタート。今年は阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事にともなう開催日割の変更があるほか、ユニコーンSの施行条件大幅変更、暑熱対策として競走時間帯の拡大などが行われる。

■開催日割について

 年初は6日(土)の東西金杯からスタートし、12月28日(土)が年内最終開催日。また、1月8日(月)、9月16日(月)、10月14日(月)の祝日を利用して3日間開催を行う。

 阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事により、平年の第3回から第5回開催は京都競馬場または中京競馬場で開催。それにともない、宝塚記念、阪神JF、朝日杯FSのGI・3競走は京都競馬場で行われる。

■暑熱対策について

 7月27日(土)から8月4日(日)までの期間は暑熱対策の観点から、札幌および新潟での2場開催。なお、同期間の新潟競馬では、さらなる暑熱対策として競走時間を下記の通りとする。

第1競走 9時30分頃
休止時間 11時30分頃~15時10分頃
第6競走 15時10分頃 ※準メイン
第7競走 15時45分頃 ※メイン
第12競走 18時30分頃

 また、パドックの周回時間もさらに短縮する。

■重賞競走について

「3歳ダート三冠競走を中心とした2・3歳馬競走の体系整備」にともない、ユニコーンS東京ダービー(大井、3歳牡牝・JpnI・ダ2000m)の前哨戦に位置づけ、開催時期や施行条件を変更。2024年は4月27日(土)に京都ダート1900mで行われる。

 そのほか、阪神競馬場のリフレッシュ工事等にともなう開催日割の変更により、一部重賞の施行場が変更となる。

■負担重量について

 騎手の健康と福祉、および将来にわたる騎手の優秀な人材確保の観点から、平地競走における3歳(9月まで)の馬齢重量を下記の通り引き上げる。

【牡・セン馬】
2歳10月~3歳9月まで56kg
→2歳10月~12月まで56kg、以降は57kg

【牝馬】
3歳1月~9月まで54kg
→同期間内含め、2歳~3歳12月まで55kg

※記載の無い期間については現状通り。

 また、馬齢重量の引き上げにともない、別定重量を採用している3歳GIII競走の負担重量は馬齢重量に変更する。

(JRAのホームページより)

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  • バンバ・ラルさん

    2024/1/2 14:01

    新潟の暑熱対策、休止時間が長すぎてイカンな。海外みたいにパドックに入ってからスタートするまでの時間を短くして1つのレースにかける時間を短くすれば良いのに。あとパドックを屋根付きにして直射日光を浴びないようにするとか、設備投資をケチってちゃアカンやろ。

  • ケイさん

    2024/1/2 13:32

    夏の新潟ですが中途半端に時間変更してもたいして意味ないように思います。
    まず空き時間は何してればいいのか?

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