【フェアリーS】イフェイオン&杉山佳明調教師がうれしい重賞初制覇 桜花賞に名乗り

スポーツ報知

2024年01月08日(月) 06:20

重賞初制覇を決めたイフェイオン(手前左)

◆第40回フェアリーS・G3(1月7日、中山競馬場・芝1600メートル、良)

 3歳牝馬限定の第40回フェアリーS・G3は7日、中山競馬場で争われ、未勝利を勝ったばかりで5番人気のイフェイオン(西村淳)が混戦を首差で制し、桜花賞(4月7日、阪神)候補に名乗りを上げた。杉山佳明調教師(40)=栗東=は開業4年目でうれしい重賞初制覇となった。

 信頼と絆でつかんだ白星だ。外の13番枠からうまく好位で運んだイフェイオンは、4角4番手から直線で反応良く加速した。最後は2着馬の猛追を首差でしのいで、デビュー3戦目でうれしい重賞初制覇を飾った。西村淳は「未勝利を勝ってから、すぐ重賞を勝たせてもらえることなんて、そうそうないので、3歳クラシックに乗れたらいいですね」と喜んだ。

 杉山佳調教師にとっても、開業4年目でうれしい重賞初Vだ。前走で初勝利を挙げた後、阪神JFへの挑戦も検討したが、「西村騎手がフェアリーSに行ったら絶対勝てるというので、信用しようということで」と年明けのG3への挑戦を決断。期待通りのセンスの良さで小回りコースを克服して、桜花賞へ夢が膨らんだ。

 杉山佳師はトレセンに入る前、同馬を生産した社台ファームで10年弱働いていたという。「本当にいろんな知識を吸収させていただき、それがあったからこそ調教師になれたと思う」と感謝の言葉を並べた。さらなる恩返しを誓い、G1の舞台へ歩みを進めていく。(坂本 達洋)

 ◆イフェイオン 父エピファネイア母イチオクノホシ(父ゼンノロブロイ)。栗東・杉山佳明厩舎所属の牝3歳。北海道千歳市・社台ファームの生産。通算3戦2勝。総獲得賞金は4581万8000円。重賞初勝利。馬主は(有)社台レースホース。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す