【有力馬動向】重賞初制覇に向け、マイネルウィルトスが坂路で好調ぶりをアピール/馬三郎のつぶやき

デイリースポーツ

2024年01月11日(木) 18:55

重賞初制覇の期待がかかるマイネルウィルトス(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和

ルガル(11日・紺谷)

 昨年の京阪杯2着以来となるルガル(牡4歳、栗東・杉山晴)が、栗東坂路で西村淳を背に単走追い。キビキビと素軽さ十分の動きで軽快に駆け上がってきた。復帰戦に予定されているシルクロードS(28日・京都、芝1200m)に向けて、順調に調整されていくだろう。

マイネルウィルトス(11日・矢野)

 ステイヤーズS3着のマイネルウィルトス(牡8歳、栗東・宮)は11日、栗東坂路で4F51秒8-37秒8-12秒5をマーク。重賞初制覇の期待がかかるAJCC(21日・中山、芝2200m)に向け、好調ぶりをアピールした。「初距離だった前走でもこの馬の力は出してくれた。3600mを使った後でもすこぶる元気がいい」と増井雅助手も体調面には太鼓判を押す。

ボッケリーニ(11日・安里)

 来週のAJCC(21日・中山、芝2200m)に向けて1週前追い切りを行ったボッケリーニ(牡8歳、栗東・池江)。「先週時点では重かったので今週もしっかり追ったが、しまいの時計は掛かっていた。今週のひと追いでどこまで変わってくるか」と兼武助手は慎重なコメント。最終追い切りの動きを見て仕上がり具合を判断したい。

ロードアラビアン(11日・浜口)

 昨年2月の銀蹄S(5着、東京ダート1400m)以来、長期の休養に入っていたロードアラビアン(牡5歳、栗東・四位)の調教ピッチが上がってきた。この日は栗東坂路で4F55秒1-12秒2を単走で記録。しまい重点の調整ながら、走りのバネと推進力は相変わらず目を引くもので、気持ちの面でもまだまだ衰えた印象はない。個人的には重賞級の資質を感じている一頭。復帰が待ち遠しい。

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