【地方競馬】アンモシエラが牡馬を撃破して重賞制覇

デイリースポーツ

2024年01月17日(水) 21:44

 ブルーバードCを制したアンモシエラ(左)

 「ブルーバードカップ・Jpn3」(17日、船橋)

 紅一点で2番人気のアンモシエラが歴史に名を刻んだ。先行勢を射程に入れて、好位から直線で力強い末脚を繰り出し首差かわしてV。ブルーバードカップが交流重賞となって、初のウイナーとなった。2着には逃げた4番人気のエコロガイアが入り、1番人気のバロンドールはさらに鼻差遅れた3着に敗れた。上位をJRA勢が独占。地方勢では佐賀から遠征してきた5番人気のウルトラノホシが4着に追い込んだ。

 初ナイター、マイナス12キロ(キャリア最低体重)も何のその。紅一点のアンモシエラが牡馬を一蹴した。

 4コーナー奥のポケットから抜群の飛び出しだったが、外から4頭が先陣争い。すぐに控えて5番手へ。淀みのない流れの中、4角手前で先に僚馬のバロンドールが逃げるエコロガイアをかわしに掛かると、その直後からスパートを開始。ラスト200メートル過ぎでは前2頭と3、4馬身差あったが、これを一気に詰めてゴール寸前で首差かわした。

 「寒い中、熱いレースをしてくれました」と愛馬の走りをたたえた坂井瑠星。前々走のもちの木賞Vに続くコンビで2戦2勝。今度は重賞ウイナーへ導いた。自身にとっても今年初の重賞Vに「ポジションは気にせず、この馬のリズムで運びました。そんなに反応は早くなかったけど、最後までよく踏ん張ってくれました。男馬を相手に勝つのは難しいことだけど、頑張ってくれましたね」と改めて、頼もしいパートナーを見つめた。

 前走は芝G1のホープフルSに挑戦して15着と敗れたが、ダートに戻れば力が違った。これで1800メートルでは4戦3勝、2着1回として、同じ距離で行われる1冠目の羽田盃(4月24日・大井)へ夢を膨らませた。今後の路線は全くの未定。まずは減った馬体の立て直しが一番だが、新たに始まったダートクラシックロードに、楽しみが広がったことには間違いない。

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