1月20日の京都3R・3歳新馬(ダート1200メートル＝16頭立て)は、短期免許で来日中のオレリアン・ルメートル騎手が騎乗した1番人気のネグレスコ(牝、栗東・西園正都厩舎、父カリフォルニアクローム)が先行争いから直線で先頭に立ち、そのまま押し切った。勝ち時計は1分12秒6(稍重)。

　スタートは普通だったが、押して2番手に取り付くと、3コーナーから先頭に並びかけていく強気なレース運び。直線でもまだ余力があり、能力の高さを感じさせる内容だった。3馬身差の2着に6番人気のトランジェント(田口貫太騎手)が粘り、さらに3／4差の3着に7番人気のジェニファー(角田大河騎手)が続いた。

　京都2レースに続き連勝を飾ったルメートル騎手は「先生から、積極的に運んでほしいと言われていました。2番手を取れてからも、いい感じで走れていた。直線で仕掛けてからも反応がよかった。先頭に立ったときに物見をしたけど、いい走りをしてくれました」と笑顔で振り返った。