1着馬にフェブラリーS(2月18日、東京)の優先出走権が与えられる「第38回根岸S」。関西から参戦する連勝中の4歳馬が勢い的に一歩リードしている印象が強い。

　昨夏、1勝クラスから4連勝中のサンライズフレイムが本命だ。特筆すべきは前走のオータムリーフS。大外13番から出遅れ、道中は後方を追走する形を余儀なくされた。4角11番手と厳しい位置から上がり最速3F35秒6で最後は1馬身半差で快勝した。

　その後は放牧で充電完了。中間は坂路とCWコース併用で追い切りを重ね、態勢を整えた。粗削りなレースぶりだが、重賞級の決め手が備わっている。東京は昨春デビュー2戦で1着、3着と経験済み。石坂師は「左回りは合っている」とコース替わりを歓迎している。引き続き1400メートル起用で5連勝へ。馬連(10)から(2)、(6)、(7)、(11)、(12)へ。