【東京新聞杯予想】過去の上位人気は厳しい成績 持続力優れたタフな馬に勝機か

2024年02月04日(日) 06:35

東京新聞杯に出走予定のトゥードジボン(c)netkeiba

 内ラチから9mほど外側に仮柵を置くDコースで行われるマイル戦。過去10年間で1、2番人気馬はあわせて【1-2-4-13】と不振で、上がり最速馬も【1-2-0-8】。冬場ゆえに、あまり使われていない芝コースの開催替わり2週目。マイルとはいえ、どちらかと言えば持続力に優れたタフな馬向きのレースになりやすい。

 ◎トゥードジボンは、京都金杯1番人気3着。全4勝をマイル戦で記録しているマイルのスペシャリスト。宝ケ池特別清水Sともに逃げて後続の追撃を封じ込めたが、前走の京都金杯は3歳春以来の重賞挑戦で自分の競馬ができなかったが、離れた2番手集団の中でも折り合いをつけて最後までしぶとく伸びた。結果的にはインコースを抜け出した勝ち馬の決め手に屈したような印象だが、それでもコンマ1秒差なら悲観することはなく、むしろ逃げなくても競馬ができたことを評価したい。

 〇コナコースト桜花賞チューリップ賞エルフィンSいずれも2着。中京で行われたエルフィンSチューリップ賞はペースに恵まれた感もあったが桜花賞は半マイル通過45.9秒のペースを積極的に2番手追走。残り300m付近で先頭に立って逃げ込みを図ったが、最後はリバティアイランドの決め手に屈した。その後3戦は良いところなく敗れているが、オークス秋華賞はこの馬にとって距離が長く、前走は枠順に恵まれなかった。キタサンブラック×キングカメハメハの配合なら早熟ということもないだろう。

 ▲マスクトディーヴァローズSレコード勝ちで、秋華賞2着。このときは追い込み馬にとっては有利とはいえない京都競馬場の内回りコース。それでも勝ったリバティアイランドを上回る末脚で追い込んできた。今回は初のマイル戦となるが祖母のビハインドザマスクは強烈な末脚を武器にセントウルSなど重賞3勝。距離短縮はむしろプラス材料になるかもしれない。春の最大目標はまだ先だろうが、あっさりのシーンがあっても不思議ではない。

 △マテンロウスカイはリゲルS優勝馬。昨年はエプソムC0.2秒差3着、メイS同タイム2着と東京コースに実績もある。祖母がデルタブルースの半姉という血統で、これまでは中距離中心のローテーションだったが、前走を見る限りマイル適性は高そうだ。自分の競馬ができればチャンスは広がる。

 △ウンブライルNHKマイルC2着。追い込み一手のために展開に左右されるが、瞬発力は侮れない。ほかマイルCS3着で左回りは【4-3-1-3】の△ジャスティンカフェと、マイルで見直したい△ホウオウビスケッツも押さえておきたい。

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