【高松宮記念】昨年スプリンターズS2着馬は余裕たっぷりの54秒2 香港スプリントから帰国初戦も不安なし

スポーツ報知

2024年03月21日(木) 07:00

坂井を背に楽々と登坂するマッドクール

高松宮記念追い切り(20日・栗東トレセン)

 春G1シリーズ開幕戦、第54回高松宮記念(24日、中京)の追い切りが20日、東西トレセンで行われた。ヤマタケ(山本武志)記者は昨年のスプリンターズS2着で香港帰りのマッドクールに注目した。

 マッドクールは脚元を考慮し、デビューから常に間隔を取りながら使われてきた。今まで全11戦で最も短い間隔でも中6週。今回は3か月半ぶりの実戦だが、その点は気にならない。海外初遠征(香港スプリント8着)からの帰国初戦。今までとは違うブランクで、仕上がりが非常に気になっていた。

 しかし、先週の栗東・CWコースで見た1週前追い切りで不安はすべて吹き飛んだ。それほど、強烈だった。特に直線なかばで坂井が仕掛けると首をグッと下げ、まるで白い重戦車のようなフォームで加速。ラスト1ハロン11秒1は自己最速タイで、「しっかりやって、動きも時計も良かった」と池添調教師が満足そうに振り返っていたのも納得だ。

 この日の坂路では54秒2。実はレース当週(国内のみ)の全体時計としては最も遅いが、もう出来上がっているからこそだろう。最後は余力を残しながら、ラスト11秒7の好時計でまとめた。「体が少し大きくなったし、しっかりしてきました。太くは見えないし、息もできています」と名倉助手。出来の良さで上位に食い込んでも驚けない。(山本 武志)

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す