◆第85回オークス・G1(5月19日、東京・芝2400メートル)1週前追い切り＝5月9日、栗東トレセン

　フローラS2着から参戦するラヴァンダ(牝3歳、栗東・中村直也厩舎、父シルバーステート)は、朝一番のCWコースでグルーヴビート(6歳1勝クラス)とラスク(3歳未勝利)を追走しての3頭併せ。楽な手応えのまま先行した2頭に1馬身先着した。時計は6ハロン84秒8―11秒2。中村調教師は「無理しない程度に、息を整える感じです。もともと攻めは動くけど、抜け出しましたね」と納得の表情だった。

　前走は初の2000メートルだったが、好位からしっかりと伸びて2着を確保し、力をみせた。「力まずに上手に走れていましたし、最後狭くなったけど抜けてきた。あの内容なら2400メートルでも」と指揮官は期待を込めた。