日本ダービー近10年の傾向 平均勝ち時計&ペースを分析してみた

2024年05月21日(火) 17:00

日本ダービーで逃げることが有力視されるメイショウタバル(今年3月撮影、(C)netkeiba)

 東京競馬場で5月26日(日)に行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。目前に迫る"競馬の祭典"において近10年の傾向とは。今回は平均勝ち時計、そしてペースにフォーカスする。

 早速だが、近10年の平均勝ち時計は2分23秒9となっている。最速は22年のドウデュースの2分21秒9、最遅は17年のレイデオロで2分26秒9。その差は実に5秒もある。ただ、これは馬場や能力よりも、ペースに因るところが大きい。当然ながら、この時計だけでドウデュースレイデオロよりも断然強いと判断するのはナンセンスだ。

 ペースをみてみると、前半1000mが60秒を切ったことは4回ある。速い方から順番に19年の57秒8、15年の58秒8、22年の58秒9、14年の59秒6。ハイペースだと縦長になりやすいこともあって、内外の枠順の有利不利はほぼなくなる。この4回に限ると、7枠が2勝、2着1回、3着1回の好成績。8枠も2着が1回ある。確かに19年は最内枠のロジャーバローズが制しているが、外枠だから割引、という考え方は控えた方がよさそうだ。

 今年の日本ダービーはどんなペースになるのだろうか。おそらく逃げるのはメイショウタバル皐月賞では折り合いが付かず、前半1000mが57秒5という超ハイペースで逃げることとなったが、陣営は同じ轍は踏むまいと調教から工夫しているはず。今回はタメが利くのか、そして後続がどれだけ付いていくのか、このあたりはレースのカギとなるかもしれない。

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