◆第91回日本ダービー・G1(5月26日、東京競馬場・芝2400メートル)1週前追い切り＝5月15日、栗東トレセン

　トライアルの青葉賞の勝ち馬で、G1・7勝馬のキタサンブラックを兄に持つシュガークン(牡3歳、栗東・清水久詞厩舎、父ドゥラメンテ)は主戦の武豊騎手＝栗東・フリー＝を背にCWコースで併せ馬を行った。

　内からボルザコフスキー(5歳オープン)を2馬身半追走。最後は余力十分に並びかけ、7ハロン98秒8―11秒1で併入に持ち込んだ。武豊騎手は「変わらず順調ですね。キャリアは浅いけど、色々なレース内容で走っている」とパートナーを信頼。前人未到の7勝目を狙う競馬の祭典へ向け、「ダービーは何回でも勝ちたい。(シュガークンは)2月デビューからよく間に合ったね。相手はものすごく強いけど、楽しみはあります」と期待を寄せた。