第91回日本ダービー・G1が5月26日、東京の芝2400メートルで行われる。

　史上8頭目となる無敗の2冠を狙うジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)。前走の皐月賞後は在厩し、1週前追い切りではCWコースで7ハロン98秒1―11秒3と好調を維持している。陣営が「この馬の走りを生かすには東京が一番いい」と話すように共同通信杯でジャンタルマンタルを寄せ付けなかった。偉業へ、視界良好だ。

　ディープインパクト記念報知杯弥生賞1着、皐月賞2着のコスモキュランダ(牡3歳、美浦・加藤士津八厩舎)。持久力は十分だけに1冠目のリベンジの可能性も。

　皐月賞6着から巻き返したいレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)はルメール騎手を得て、言い訳のできない戦いに挑む。

　青葉賞1着のキタサンブラックの弟シュガークン(牡3歳、栗東・清水久詞厩舎)、プリンシパルSからの戴冠を目指すダノンエアズロック(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)、皐月賞4着アーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎)、スプリングS勝ちシックスペンス(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)、NHKマイルC4着を叩いて上昇ゴンバデカーブース(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)、京都新聞杯Vのジューンテイク(牡3歳、栗東・武英智厩舎)、青葉賞2着ショウナンラプンタ(牡3歳、栗東・高野友和厩舎)、皐月賞5着シンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)、京成杯1着ダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎)、きさらぎ賞勝ち馬のビザンチンドリーム(牡3歳、栗東・坂口智康厩舎)、毎日杯の逃走劇再現を期すメイショウタバル(牡3歳、栗東・石橋守厩舎)もエントリー。(大上　賢一郎)