競馬の祭典「第91回日本ダービー」(26日、東京)の最終追い切りが22日、東西トレセンで行われた。史上8頭目の無敗2冠を目指すジャスティンミラノは坂路単走でシャープな走り。万全の態勢を整えた。管理する友道康夫師(60)は勝てば歴代単独2位となるダービー4勝トレーナーとなる。同レースは23日、出走馬と枠順が決定する。

　【戸崎に聞く】

　――皐月賞を振り返って。

　「ひと言で強かったなと改めて思います。皐月賞ではいろいろとクリアしないといけない部分がある中で、難なくクリアしてくれた。能力の高さを示してくれました」

　――舞台は東京2400メートルになる。

　「もともと東京の方が走りやすいなと思っていました。距離はやったことないとはいえ、乗った感じで全く心配ないと思っています」

　――ダービーを前にした気持ちは。

　「この期間を十分に味わいたいと思って過ごしてきました。これまではいい期間で、楽しく味わってこられました。少しずつピリピリッとした感じは出てきたけど、無事に馬も人もゲートインできることを祈っています」