◇Jpn1・東京ダービー(2024年6月5日　大井ダート2000メートル)

　3歳ダート3冠競走の第2弾「東京ダービー」は、1番人気ラムジェット(牡3＝佐々木)が6馬身差の圧勝劇を披露し、ビッグタイトルを手に入れた。

　昨年まで東京ダービーは南関東3冠の2戦目として実施。ダート競走の体系整備により今年からJRA交流のJpn1となり、1着賞金も5000万円から1億円になった。

　ラムジェットは父マジェスティックウォリアー、母ネフェルティティ(母の父ゴールドアリュール)の血統で通算7戦5勝。重賞は前走のG3・ユニコーンSに続いて連勝とした。

　騎乗した三浦は歓喜のガッツポーズを見せ、「毎回毎回、みなさんを驚かすような勝ち方をしてくれて。これからが楽しみな馬だと思っている。大きいレースを勝たせてもらって感謝。1着でゴールを駆け抜けることができてホっとしています」と胸を張った。

　▼ダート3冠　日本ダービーを中心に体系づけられているJRAの芝クラシック路線にならい、東京ダービーを頂点として羽田盃(4月24日)、ジャパンダートクラシック(10月2日)の3歳ダート3冠路線を今年創設。羽田盃を制したアマンテビアンコは東京ダービーは不在となった。