◆第41回エプソムC・G3(6月9日、東京・芝1800メートル、良)

　3歳以上による中距離重賞は18頭で争われ、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した単勝1番人気のレーベンスティール(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父リアルスティール)が勝利。前走の新潟大賞典11着から巻き返し、23年セントライト記念以来となる重賞2勝目。初コンビとなったルメール騎手の手綱で結果を出し、秋のG1戦線での飛躍が期待される。

　2着に9番人気ニシノスーベニア(田辺裕信騎手)、3着は7番人気シルトホルン(吉田豊騎手)が入った。勝ち時計は1分44秒7。

　田辺裕信騎手(ニシノスーベニア＝2着)「外枠は嫌だったけどスタートを出て欲しい位置を取ることができた。初めての1800メートルも問題なかったけど、きょうは勝ち馬の切れ味がすごかった。この馬自身は良く伸びているしチャンスはあると思う」