東京5Rのメイクデビュー東京(芝1600m)は1番人気ジョリーレーヌ(石川裕紀人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分39秒9(稍重)。1馬身差の2着に5番人気ナクライト、さらに1馬身3／4差の3着に4番人気ボンヌソワレが入った。

　ジョリーレーヌは美浦・大竹正博厩舎の2歳牝馬で、父モーリス、母レッドレグナント(母の父ロードカナロア)。

レース後のコメント

1着　ジョリーレーヌ(石川裕紀人騎手)
「陣営、スタッフの方、先生からも血統的にテンションが上がりやすくなるから、そこだけは注意して乗って欲しいと言われていましたが、返し馬から初戦とは思えないくらいテンションの高さを出していました。競馬に行って心配になりましたが、良い勉強になるだろうと振り切った競馬をしました。

　かなりスローペースでしたが、危ないシーンもありながら、何とか我慢をしてくれました。最後は瞬発力を見せてくれて、良い内容だったと思います。今後は1600m以上となってくると、色々工夫が必要かなと思いますが、良い内容の競馬でした」

2着　ナクライト(小沢大仁騎手)
「ハナにはこだわっていませんでしたが、スタートを出ましたし、押し出される形で行きました。楽に運べましたが、3、4コーナーで物見をして、フワフワしていたので、早めに並びかけてくれないかなと思っていました。道中息も入っていましたし、しぶとく頑張ってくれました。初戦から前向きさを見せてくれたのは良かったですし、使って良くなります」

3着　ボンヌソワレ(津村明秀騎手)
「あまり行かせたくなく、馬の後ろで我慢させましたが、少しペースが遅く、3コーナーあたりまでハミを噛むようなところがありました。怖がるようなところがあるので、その辺りが少しずつ改善してくれればと思います」

4着　ヴァルキリーバース(三浦皇成騎手)
「置いていかれてしまいましたが、最後ハマってからは良い伸びでした。体のつながりが良くなればもっと良いパフォーマンスができます。距離ももう少し伸びても良さそうです」

5着　アイスフィールド(杉原誠人騎手)
「スタートも上手に切ってくれて、ペースもすごく落ち着いた中で外枠だったので、上手に追走できたと思います。直線向いた時に一瞬抜け出してくれて、おっと思ったのですが、最後は左にモタれるところなどがありました。ただ、止まっているわけではないですし、これ以上テンションがあがらなければ距離の融通はききそうです」