6月30日(日)は福島・小倉・函館の3場開催。30日の天気は福島が晴れ時々雨、小倉が曇りのち雨、函館が晴れのち雨の予報となっている。

■ラジオNIKKEI賞は1800m得意のアレグロブリランテに注目
　福島11Rは芝1800mのラジオNIKKEI賞(GIII)。アレグロブリランテはこの条件で新馬勝ち。GIIスプリングSで2着しているように、ここでは力上位。人気もなさそうだが、巻き返しが期待される。対するは2連勝中のミナデオロ、青葉賞5着のウインマクシマムなど。デビュー2連勝で京成杯1番人気のジュンゴールドの巻き返しなるかにも注目したい。

■北九州記念はハナ争いに注目も、展開向きそうなエイシンスポッターの重賞初制覇なるか
　小倉11Rは芝1200mの北九州記念(GIII)。テンに速い快速馬が揃って、ペースはかなり速くなりそう。熾烈なハナ争いにも注目したい。エイシンスポッターは小倉2戦2勝で、展開も向きそう。前走・安土城Sでも強烈な決め手を披露して勝っていて、ここは重賞初制覇が期待される。対するは葵Sを逃げて完勝したピューロマジック、好位で運んで安定感がある3歳牝馬ナナオなど。

■巴賞でホウオウビスケッツがオープン勝利を狙う
　函館11Rは芝1800mの巴賞(OP)。ホウオウビスケッツは昨年のスプリングSで2着、今年の東京新聞杯で3着と、ここに入ると実績上位。オープン初勝利が期待される。対するは新潟大賞典4着のデビットバローズ、道悪のフラワーCを勝っていて馬場が合いそうなエミューなど。

■福島5Rの新馬戦でゴールデンハインドの半妹キャノンビーチなどがデビュー
　福島5Rは芝1800mの新馬戦。23年フローラSを勝ったゴールデンハインドの半妹でウインブライト産駒のキャノンビーチが石橋脩騎手でデビューする。また、同レースには地方交流重賞を6勝したアムールブリエの仔でフランケル産駒のデルアヴァーもデビュー。鞍上は三浦皇成騎手。

■函館5Rの新馬戦でスマッシャーの半弟ヤコブセンなどがデビュー
　函館5Rは芝1800mの新馬戦。21年ユニコーンSを勝って現在は障害レースで活躍中のスマッシャーの半弟でエピファネイア産駒のヤコブセンが鮫島克駿騎手でデビューする。

■地方競馬では2重賞
　盛岡競馬場ではサファイア賞が18時15分に行われ、東北優駿で3着に入ったセイバイラックなどが出走する。また、佐賀競馬場では佐賀ユースカップが18時05分に行われ、重賞で3回連続好走しているトレベルオールなどが出走する。