世界ありがとうの日にちなみ「サンキュー」な競走馬を紹介

2024年07月15日(月) 11:45

重賞を3勝したサンエイサンキュー(92年10月、ユーザー提供:西野花子さん)

 7月15日は「世界ありがとうの日」として一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されている。由来は東京の情報通信サービス企業が、世界中を感謝の気持ちでつなぐことを目的として、同社の創業記念日から決定。競馬においても「サンキュー」と名が付く馬は数多く、この機会に活躍馬を紹介したい。

 最初に取り上げるべきはダイナサンキューサンエイサンキューの父娘だろう。ダイナサンキューは84年生まれのノーザンテースト産駒。デビューから新馬、野路菊賞、デイリー杯3歳Sと無傷の3連勝。しかし、その後に故障したため、復帰することなく無念の引退となった。

 そんな父の代表産駒がサンエイサンキューである。若くから重賞戦線で活躍し、阪神3歳牝馬Sでは2着に健闘。その後クイーンC札幌記念、サファイヤSと3つのタイトルを獲得し、オークスでも2着に好走した。しかし、年末の有馬記念で骨折し、懸命な治療が施されたものの、レースから約1年10カ月の94年10月21日にこの世を去った。

 最近ではサンキューユウガが代表格だ。16年生まれのロードカナロア産駒で、馬名の意味由来は「ありがとう+『優勝を我に』より」。4歳時には1勝クラスを川田将雅騎手とのタッグで勝利して話題となった。

 最後にシゲル軍団に触れたい。「シゲル」の冠名で知られた故・森中蕃オーナーは毎年、決まったテーマで名前を付けていて、04年生まれの世代は「ありがとう」シリーズだった。最も出世したのはノルウェー語に由来したシゲルタックJRAでは平地で5勝、障害で1勝を挙げて1億3701万6000円を稼ぎ出し、メイショウドトウ産駒の最高賞金獲得馬となった。ちなみにシゲルアリガトウは新馬で3着に好走したものの、その後は低迷。12戦して未勝利に終わっている。

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