◇G3・プロキオンS(2024年7月7日　小倉ダート1700メートル)

　7日のG3・プロキオンSは、武豊が騎乗して圧倒的な1番人気に支持されたヤマニンウルス(牡4＝斉藤崇)が制し、デビューから無傷の5連勝で重賞初制覇を飾った。

　3馬身差の2着に入ったのは3番人気のスレイマン(牡6＝池添)。騎乗した西村淳は「いいスタートが切れて、状態も良く、楽しそうに走っていた。結果は悔しいが、きょうは勝ち馬をほめることしかできないね」とヤマニンウルスに脱帽していた。

　

　12番人気で3着のマリオロード(牡5＝安達)に騎乗した松山は「前半ポジションを取れなかったが、内枠でいい形で脚がたまった。勝負どころで待たされたのが痛かったが、思った以上に切れる脚が使え、差のないレースをしてくれました。」と話していた。

　2番人気で4着のハピ(牡5＝大久保)に騎乗した菱田も「とにかく時計が速く、勝ち馬が強かった。小回りは得意ではない中、しっかり走ってくれた」とコメントした。