6、7日の福島、小倉、函館を舞台に2歳新馬戦が計9レース行われ、日曜函館5R(芝1800m)では
キズナ産駒の
マジックサンズが1番人気に応えて快勝した。外進出からラスト2Fを加速ラップでズバッと伸びての2馬身差V。ゴール前の力強いフットワークにも高い将来性が感じられた。日曜小倉5Rで評判馬を抑えて勝ち上がった
ジョバンニも先々が楽しみな一頭だ、
先週の新馬勝ち馬評価一覧
マジックサンズ(牡、父
キズナ、栗東・須貝)
日曜函館5R・芝1800m、佐々木「ゲートの出が良くなかったし、スローで折り合いを欠いたりしたけど、3、4角の行きっぷりが他馬と違いました。エンジンを掛けながら上がっていく競馬をさせたかったし、思った通りの競馬ができました。抜け出して気を抜く面が改善すれば楽しみ。強かったです」(レース評価A、将来性★★★★)
ジョバンニ(牡、父
エピファネイア、栗東・杉山晴)
日曜小倉5R・芝1800m、松山「大外枠も良く、いい形で流れに乗れました。強い馬もいるなと思いましたが、セーフティーリードを取って早めに押し切る競馬をして、それに馬が応えて強い競馬をしてくれました」(B、★★★★)
ジェットマグナム(牡、父
ヘンリーバローズ、栗東・安達)
日曜福島5R・芝2000m、戸崎圭「攻め馬から乗りやすい馬で、返し馬も乗りやすかったです。まだ緩くて頼りないなかで、これだけのレースができました、固まってくればもっといいレースができると思います」(B、★★★)
タマモティーカップ(牝、父
デクラレーションオブウォー、栗東・
高橋亮)
土曜小倉5R・芝1200m、長岡「レースはすごく上手でした。道中リズム良く運べて、しまいもすごく反応していい競馬でした」(B、★★★)
マーズオデッセイ(牡、父
アドマイヤマーズ、美浦・宗像)
土曜福島5R・芝1800m、戸崎圭「返し馬からどっしりとしていて、優等生でしたね。スタートも決まって、前めで競馬ができたのが良かったと思います」(C、★★★)
ミライヘノブーケ(牝、父
サートゥルナーリア、美浦・伊藤大)
土曜福島6R・芝1200m牝馬限定、柴田大「直線でもうひと伸びしてくれました。余裕もありましたよ。スピードがあり、楽しみですね。ここ2週でグッと良くなったので、ここを使ってさらに良くなりそうな雰囲気はありますよ」(C、★★★)
セイウンビッグバン(牡、父
アドマイヤマーズ、美浦・萱野)
日曜福島6R・芝1200m、三浦「前向き過ぎるところがあるので、馬の後ろで我慢をさせました。メリハリのある内容だったと思います。距離は1F延びても大丈夫そう。着差以上に余裕はありました」(C、★★★)
スリールミニョン(牝、父
ミスターメロディ、栗東・高橋康)
日曜小倉6R・芝1200m牝馬限定、永島「調教ですごくいい動きをしていた馬です。調教では右にモタれるところがありましたが、乗っている方が修正してくださって、レースではそういうところを出しませんでした。
ゴーサインを出して、スッと加速できなかったですが、今回のレースが次につながると思いますし、まだ成長分のある馬です」(C、★★★)
ピコローズ(牝、父
サトノダイヤモンド、美浦・伊藤大)
土曜函館5R・芝1200m、佐々木「ゲートは思ったより遅かったが、逃げ馬の後ろを走って次につながる内容でした。しっかり仕上がっていたし、千二もちょうどいいと思います」(C、★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)
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