現役時代に2019年NHKマイルCなどG1・3勝を挙げ、種牡馬として現2歳世代が初年度となるアドマイヤマーズの産駒、グティ(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)が7月14日の小倉・芝2000メートルで初陣に臨む。

　4日に栗東・CWコースで行われた1週前追い切りは外ホットハートビート(3歳未勝利)、中アドマイヤソラ(4歳1勝クラス)と3頭併せ。6ハロン82秒3―11秒7をマークし、力強い伸び脚で駆け抜けた。大江助手は「入厩当初は体を持て余しているところがあり、息づかいも荒かったが、(調教を)やるごとに体幹がしっかりして安定感が出てきた」と手応えを感じる。

　6日の小倉2Rでジャルディニエが産駒初勝利を飾ると、同日の福島5Rでマーズオデッセイが産駒の新馬戦初勝利。7日の福島6Rでセイウンビッグバンもそれに続いた。2日間で一気に3勝と、勢いづくアドマイヤマーズ産駒。父を管理した友道調教師のもとで、その流れに乗ることができるか。