【POG】血統馬プリモシークエンスが19日に帰厩 デビューはそう遠くなさそう(美浦発)

デイリースポーツ

2024年07月27日(土) 11:31 0 0

プリモシークエンス

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 いやー暑いですね。これだけ暑いと頭がどうにかなってしまいそうなのですが、2回新潟は暑熱対策として午前中に5Rまで競馬をしてから中休みを設け、メインレースは7R。最終レースは18時25分とかなり遅い時間での発走となります。馬に効果的な施策なのか、そして人間にとってどうなのか。新潟競馬場は街から少し離れた場所にありますので、あいた時間をどのように過ごすのかも気になります。競馬場ではパドックウォークなどのイベントも用意されるみたいですし、札幌のレースも行われるので、来場されたお客様が居心地よく感じる時間だといいですね。

 さて先週の新馬戦の振り返りですが、非常に楽しみな勝ち方をした馬がいましたねー。20日の福島芝2000mを勝ったピコチャンブラック(牡、上原佑)はスピードの違いでハナに立つと直線でも差を広げる一方の楽勝劇。今年のキタサンブラック産駒は決して数は多くないのですが、楽しみな馬が出てきましたねー。次走はアイビーSを目標とのこと。重賞ではないのでまだ日程が発表されていませんが、例年なら10月の東京で行われるレースですね。これは非常に楽しみです。

 20日の福島芝1200mを勝ったのはミーントゥビー(牝、堀内)。直線で見せた末脚は素晴らしかったですね。次走はダリア賞(8月4日・新潟、芝1400m)か新潟2歳S(8月25日・新潟、芝1600m)を視野に調整が進められます。

 20日の札幌ダート1700mではナチュラルライズ(牡、伊藤圭)がいい勝ち方を見せてくれました。鞍上の横山武がまだまだこれから良くなりそうなコメントを残していますし、ダート路線の大物誕生かもしれません。次走は未定。

 21日の福島芝1800mを勝ったブラックルビー(牝、田中博)は好位から抜け出す横綱競馬でした。次走は未定ですが、こちらも楽しみです。

 函館2歳S3着のエンドレスサマー(牡、上原佑)は小倉2歳S(9月1日・中京、芝1200m)へ向かいます。

 新馬戦を直前に回避して放牧に出ていたプリモシークエンス(牡、木村、父エピファネイア母プリモシーン)が19日に美浦へ帰厩しました。まだ正式なプランは発表されていませんが、デビューはそう遠くなさそうです。

 マスカレードボール(牡、手塚、父ドゥラメンテ母マスクオフ)は8月11日の新潟芝1600mを戸崎圭でデビュー予定との発表がありましたね。3回新潟は楽しみな2歳馬が続々とデビューとなりそうなので、関東馬を指名している人にとって興味深い開催となりそうです。(馬サブロー美浦支局・木村)

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