馬術92年ぶりメダル“初老ジャパン”にJRA関係者からも祝福の声続々「これをきっかけに」

デイリースポーツ

2024年07月30日(火) 16:02

 障害馬術の競技を終え、ガッツポーズする田中利幸(提供・共同通信社)=29日

 パリ五輪総合馬術団体の銅メダル獲得から一夜明けた30日、JRA関係者からも92年ぶりの馬術五輪メダルという快挙を成し遂げた“初老ジャパン”を祝福する声が相次いだ。

 明大馬術部で主将を務めた池添学調教師は「大岩(義明)さんは僕が学生の時のコーチで、戸本(一真)選手は僕が4年の時の1年生。その頃の明治は層が厚かったですね」と感慨深げ。「馬術はヨーロッパが圧倒的に強い競技ですし、僕はそれで諦めた。日本がメダルを獲るなんて僕が生きている間はないと思ったこともありました。それを先輩と後輩が獲るなんて…。とにかくすごかった」と脱帽した。

 中大馬術部出身の尾形和幸調教師も「大岩君とは大学生時代からの友人。すごいですね。大学時代から格が違っていました。彼はあれだけの才能を持ちながら、大学を卒業してから1年間サラリーマンをしていました。でも乗馬をやりたいということでヨーロッパへ行きました。そのバイタリティーもすごい。(乗馬の)技術だけではなく、人としても尊敬しています。これをきっかけに乗馬を始める人が増えてほしいですね」と喜んだ。

 栗東・庄野厩舎でドゥアイズなどの調教を担当する笠原太朗調教助手は、過去にJRA職員として働きながら、障害馬術の選手として競技会に出場した経験を持つ。戸本は当時の先輩にあたる。「5、6年くらい一緒にやっていて、よく教えてもらって、厳しくもしていただきました。ヨーロッパに渡られて、イギリスの馬術界では知らない人がいないくらいすごい方です。短期間であれだけの成績を残せるのは異常。人がまねできないものを持っている方でした」と祝福した。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す