◆第29回エルムS・G3(8月4日、札幌競馬場・ダート1700メートル)追い切り＝7月31日、函館競馬場

　約1年1か月ぶりの復帰戦を迎えるプロミストウォリア(牡7歳、栗東・野中賢二厩舎、父マジェスティックウォリアー)は、Wコースを単走。馬なりで、楽な手応えのままゴールした。ソフトな最終追いは予定通り。野中調教師は「追い切らなくてもいいかなというぐらい仕上げている。栗東で2か月前からしっかり乗り込んできた」と話した。

　昨年の帝王賞(5着)以降、右後肢の状態が思わしくなく、復帰まで時間を要した。指揮官は「地力は足りるけど、いかんせん大型馬で1年以上ぶり。跳びが大きいし、広い馬場向きかな。底力に期待」と慎重なトーンだった。