【CBC賞】福永師「メイチ」仕上げでドロップオブライトV 人馬とも重賞初制覇「望外の喜びです」

スポーツ報知

2024年08月18日(日) 16:40

CBC賞をドロップオブライトで制した福永調教師(左端)と幸英明騎手(左から2人目)(カメラ・山本 理貴)

◆第60回CBC賞・G3(8月18日、中京・芝1200メートル、良)

 サマースプリントシリーズ第4戦のハンデ重賞は3歳以上の18頭によって争われ、幸英明騎手が騎乗した単勝6番人気のドロップオブライト(牝5歳、栗東・福永祐一厩舎、父トーセンラー)が道中はインの3番手から運び、直線伸びて差し切った。前走のパラダイスS10着から巻き返し、重賞初制覇。今年3月に開業した福永調教師はうれしい重賞初制覇。

 2着にスズハローム(鮫島克駿騎手)、3着はグランテスト(坂井瑠星騎手)が入った。勝ち時計は1分7秒5。

 幸英明騎手(ドロップオブライト=1着)「本当にうれしいです。福永祐一厩舎の初重賞(勝利)が僕で良かったのかなと思います。スタートを出たらある程度のポジションを主張して、あとは内枠なので最後さばけたらいい勝負ができるのかなと思っていました。うまくいけばその辺の位置(3、4番手)を取れたらいいかなと思っていました。4コーナーで手応えは十分でしたし、何とか前をつかまえて、後ろをしのぎきれるんじゃないかなという手応えがありました。ここに向けてこん身の仕上げをしてくださっていましたし、福永先生も自信を持って送り出してくれてたので、あまり変な競馬はできないと。勝てて良かったです。重賞を勝てましたけど、まだまだ大きいところを取れると思います。まだまだこれから良くなると思います」

 福永祐一調教師(ドロップオブライト=1着)「1番枠を最高に生かしてくれて、スタートを上手に出てくれた。しっかりポジションを取って、完璧に競馬してくれた。2番手が人気馬だったから、うまくさばけるかなと思ったけど、すんなりスペースを確保できた。枠も良かったし、ジョッキーの素晴らしい騎乗があったり、時の運みたいなものは当然ある。でもパドックでいい状態で歩いていたし、そこまでがこっちの仕事だなと。いい状態で出せたことに満足感を持ったし、あとはおまけ(笑い)。

 最近は勝ててなかったけど、その中で焦りはなかった。自分たちがやるべきことをやっていけば、結果は付いてくると思ってやっていた。望外の喜びです。状態は良かったし、メイチで仕上げていた。体も増えていたし、狙い通りにこちらの調整に応えられた。何より、こうやって重賞を勝てる状態に仕上げられたということは厩舎の自信にもなりますし、こういった重賞を勝てる馬を引き継がせてもらえたというのは幸運だなと。恵まれた環境にいるなと感じます。

 (騎手時代と比べて)携わっている時間はこちらの方が長いので、やっぱり思い入れというのは、関わっている頭数も少ないですし、強いです。ただレースは水物ですし、どう乗っても勝てるという次元のレースではなかったので、ジョッキーのおかげです」

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