【2歳馬格付けチェック】スケール感壮大のクロワデュノール カムニャックに本物の予感

デイリースポーツ

2024年09月04日(水) 06:00

 若駒格付けランキング表

 2歳世代による来春のクラシックへ向けた戦いが開始してから3カ月が経過。夏競馬が終了したこのタイミングで、牡・牝の1〜5位を独断でランク付けする。牡馬1位は6月の東京新馬戦を大物感漂う走りで快勝したクロワデュノール(栗東・斉藤崇)。また、牝馬1位には8月の中京新馬戦で牡馬相手に豪快な差し切りVを飾ったカムニャック(栗東・友道)が輝いた。

 牡馬1位は東京芝1800メートルの新馬戦を制したクロワデュノール。V時計の1分46秒7は、この時期の2歳新馬戦としては破格のタイム。ポテンシャルの高さは相当だ。父は世界最強馬イクイノックスを輩出したキタサンブラック。壮大なスケール感が漂う。

 2位は無傷2連勝で札幌2歳Sを制したマジックサンズ。馬群の外を回しての早めスパートでライバルをねじ伏せた走りは、粗削りである半面、これからの大きな伸びしろを感じさせた。

 3位は札幌2歳Sをソエで回避したが、札幌芝1800メートルの新馬戦でソダシのレコードを更新する1分47秒8をマークしたキングスコールがランクイン。大物感のあるエリキングが4位、今年のオークスチェルヴィニアの半弟アルレッキーノが5位で続く。

 牝馬の1位は中京芝2000メートルの新馬戦を制したカムニャック。V時計2分4秒2は平凡だが、これは前半5F64秒1と超スローペースだっただけに仕方なし。ただ、そんな流れを最後方追走から3馬身半突き抜けたレースぶりは“本物”を予感させるもの。名牝ダンスパートナーの血を受け継ぐ血統面も魅力的だ。

 2位はエンブロイダリー。2戦目の新潟芝1800メートル未勝利戦を7馬身差で圧勝。V時計1分45秒5は従来のレコードを0秒9も更新した。時計の出やすい馬場だったとはいえ評価に値する。京都芝マイルの新馬戦を1分33秒8の好タイムで制したダノンフェアレディが3位。スピード性能はかなりのもので、2着に負かしたショウナンザナドゥが次戦で5馬身差Vを飾ったことで、同馬の評価はより上がった。センスある走りで初陣Vを飾ったマイエレメント、新潟2歳S2着のコートアリシアンが続く。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す