【セントウルS】ママコチャ 秋の電撃王連覇へ気合注入 鮫島駿も好感触「やればやるだけ動く馬。いい仕上がりで向かえる」

デイリースポーツ

2024年09月05日(木) 06:00

 豪快に先着を果たしたママコチャ(手前)=撮影・石井剣太郎

 「セントウルS・G2」(8日、中京)

 高松宮記念8着からの巻き返しを狙うママコチャは4日、栗東坂路で最終リハ。4戦ぶりにコンビを組む鮫島駿を背に力強く駆け上がり、久々を感じさせない動きで好調をアピールした。次戦に控える秋の大一番スプリンターズS(29日・中山)の連覇へ向けて、好発進を決めたいところだ。ヴィクトリアM覇者テンハッピーローズは、同じく坂路で活気あふれる登坂。米国遠征前のステップレースではあるが態勢は整っている。美浦Wのトウシンマカオも豪快な併せ先着で準備はOKだ。

 巻き返しに向けて態勢は整った。ママコチャは鮫島駿を背に栗東坂路で併せ馬を敢行。今にもはじけそうな手応えだったがグッと我慢させ、ラスト1Fで気合をつけられると一気にギアチェンジ。4F53秒5-39秒0-11秒9のタイムでシルキーヴォイス(6歳3勝クラス)に3馬身先着を果たした。鮫島駿は「道中の折り合いはスムーズでしたし、ラストの反応も良かったです。やればやるだけ動く馬。いい仕上がりで向かえると思います」と、改めてパートナーの高い能力を実感した。

 初めて1200メートル戦に挑戦した昨年の北九州記念でいきなり2着に好走すると、スピード自慢が顔をそろえた頂上決戦スプリンターズSを横綱相撲で快勝。初のG1タイトルを手中に収めるとともに、一気に短距離界のトップへ上り詰めた。

 スプリントG1秋春連覇を狙った前走の高松宮記念は8着に敗退。ただ、キャリア全6勝が5〜10月と暖かい時期に結果を出してきた馬だけに、悲観することはない。5カ月半ぶりの実戦となるが、「爪の関係で乗れない時間は長かったですが、今は問題ありません。気がいいので仕上がりは早い」と池江師。調整に狂いはないようだ。

 連覇が懸かる次戦の大一番に向けて、弾みをつけたい始動戦。今年は阪神競馬場の改修工事に伴い、前走で敗れた高松宮記念と同じ舞台での戦いとなるが、中京コース、左回りとも問題はなし。唯一のスプリントG1覇者が貫禄の走りを見せつけ、実りの秋へ前進する。

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