【POG】フォーエバーヤングの妹ブラウンラチェットは16日中山でデビュー(美浦発)

デイリースポーツ

2024年09月07日(土) 12:05

ブラウンラチェットの兄フォーエバーヤング

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週の札幌2歳Sマジックサンズ(牡、須貝)が勝利。新馬戦では少しモタついていた印象でしたが、レースぶりがガラッと変わってきましたね。今週、美浦に帰ってきた佐々木Jに話を聞くと「この中間、ものすごく馬が良くなっていたんです」とコメント。やはり走ってくる馬は成長力がありますね。関係者の皆さま、おめでとうございます。

 小倉2歳Sエイシンワンド(牡、大久保)が勝利。2着が同じ新馬戦で2着だったクラスペディア(牡、河嶋)でしたので、初戦のレベルが高かったということですね。2着馬は未勝利の身でオープン入りという珍しい事象となりました(収得賞金600万円)。今後のことを考えれば早期の賞金加算が理想ですが、どんなローテを組んでくるか興味深いです。

 1日の新潟芝1800mの新馬戦を勝ったのはエンジェルマーク(牝、宮田)でした。1番人気のグロスビーク(牡、田中博)との壮絶なたたき合いを制しての勝利。直線は見どころがありましたね。次走も期待したいです。

 1日の新潟芝1400mの新馬戦はマックアルイーン(牡、木村)が鮮やかな逃げ切り勝ち。まだまだ奥がありそうな勝ちっぷりで先々が楽しみですね。

 16日の中山芝1800mの新馬戦を予定しているブラウンラチェット(牝、手塚、父キズナ母フォエヴァーダーリング)が非常にいい動きを見せています。今週、手綱を取った嶋田Jもかなりの評価をしていました。異父兄フォーエバーヤングとは違って軽いフットワークで走りますし、芝が合いそうですね。どんな走りをするか楽しみです。鞍上はルメール。

 半姉にアエロリットを持つ良血ガルダイア(牡、国枝、父エピファネイア母アステリックス)が5日に美浦へ帰厩。10月6日の東京芝1800mの新馬戦を目標に調整されます。(馬サブロー美浦支局・木村)

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