【京成杯AH】不完全燃焼のディオ6着でシリーズ王者に届かず 岩田康誠騎手「まともに追えなかった」

スポーツ報知

2024年09月08日(日) 17:11

6着のディオ(カメラ・荒牧 徹)

◆第69回京成杯オータムH・G3(9月8日、中山競馬場・芝1600メートル、良)

 サマーマイルシリーズ最終戦のハンデ重賞は16頭立てで行われ、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した1番人気のアスコリピチェーノ(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎父ダイワメジャー)が勝利。昨年の新潟2歳S、阪神JFに続く重賞3勝目を挙げた。今年は桜花賞NHKマイルCでともに2着と勝ち切れていなかったが、古馬と初めての対戦となった秋初戦でV発進を決めた。3歳牝馬の勝利は1985年のエルプス以来、39年ぶり。勝ちタイムは1分30秒8。

 2着は14番人気のタイムトゥヘヴン(柴田善臣騎手)、3着は3番人気のサンライズロナウド(横山典弘騎手)だった。

 富田暁騎手(ジューンオレンジ=5着)「ゲートから予定通りで勝ち馬の後ろくらいでいい雰囲気でいけて、流れも向きそうだなと思いました。馬は成長していますし、レースに向かっていくまでのテンションも良い方に向いています。本格化してきていますし、次に向けて言いチャレンジができそうです」

 岩田康誠騎手(ディオ=6着)「まともに追えなかったですね。3角過ぎまでは良い感じだったのですが、4角くらいから進路が少しずつなくなって待たされてしまいました。一番勢いをつけたいところで踏んでいくことができませんでした」

 石川裕紀人騎手(ディスペランツァ=7着)「好スタートを切ったんですけど、最初の100メートルあたりで前に入られて絞られてしまいました。そのロスが大きかったですね。馬込みでもしっかり走れたのですが」

 荻野極騎手(カテドラル=8着)「もっとスムーズならという内容でしたし、この年齢でも頑張っています」

 大野拓弥騎手(キャットファイト=9着同着)「休み明けで体は成長分もありました。勝負どころでペースが上がらなかったぶん、結果的に外がくる展開に。今日は内枠があわなかったですね」

 内田博幸騎手(オーキッドロマンス=9着同着)「久々のレースというのもありますし、距離も延びていたので。最後100メートル手前で伸びきれませんでした」

 田辺裕信騎手(エエヤン=11着)「リズムは良かったですが、こういう速い時計で走ったことがない馬でしたからね」

 吉田豊騎手(ショウナンマグマ=12着)「もう少し前に行きたかったけど、周りが速かったですね」

 黛弘人騎手(キタウイング=13着)「スタートはイマイチでしたが、内側を走りたかったので内を走れたのは良かったです」

 三浦皇成騎手(エアファンディタ=14着)「長期休養明けを考えれば頑張ってくれています。この馬場で追走はきつかったですが、最後はまとめてくれました」

 丹内祐次騎手(コラソンビート=15着)「うまく流れに乗れました。ただ、4角で手応えが怪しくなりましたし、直線も進路が狭くなってしまいました」

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