ブラストワンピース、ノンコノユメらGI馬も 引退競走馬多数の馬術大会が開催

2024年09月10日(火) 17:00

ブラストワンピース(撮影:山中博喜)

 パリ五輪で初老ジャパンが92年ぶりの銅メダルを獲得し、大きな話題を呼んだ馬術競技。中には引退競走馬であるサラブレッドが出場するなど、競馬界とのつながりが各所で取り上げられ、馬術に興味をもった競馬ファンも多いのではないだろうか。

 近年、競走馬の第二の馬生としても注目度が高まっている馬術競技だが、9月13日から3日間、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われる「北海道秋季馬術大会」では多くの引退競走馬による演技を見ることができる。

 38回目を迎える今大会では馬場と障害あわせて40を超える競技が行われる。障害には18年の天皇賞(春)を制したレインボーライン、19年の菊花賞2着で今年から競技会デビューを果たしたサトノルークスらが出場を予定。馬場には18年の有馬記念覇者で昨年はRRC(引退競走馬杯)ファイナルにも出場したブラストワンピースがエントリーしている。

 ほかにも、先月競技会デビューを果たし、いきなり1位の成績を収めた重賞2勝馬セダブリランテスや、21年の金鯱賞などを制したギベオン、10歳までダートで活躍を続けたGI馬ノンコノユメ。さらに今年の初めに引退が発表されたばかりのアリーヴォキングズレインも出場予定だ。

 ノーザンホースパークで行われる競技会とあって、上記で挙げた馬以外にも多数の引退競走馬が出場予定。どなたでも無料で観覧できるので、ぜひこの週末は、足を運んでみてはいかがだろうか。

■9月14日(土)
・馬場馬術
セダブリランテス(第2競技)
キングズレイン(第8競技)
アリーヴォ(第8、9競技)
ノンコノユメ(第9競技)
ギベオン(第9競技)

・障害飛越
サトノルークス(第1競技)
レインボーライン(第9競技)

■9月15日(日)
・馬場馬術
アリーヴォ(第11、18競技)
キングズレイン(第14競技)
セダブリランテス(第18競技)
ブラストワンピース(第18競技)

・障害飛越
レインボーライン(第14競技)
サトノルークス(第22競技)

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