◆アイリッシュチャンピオンS・G1(9月14日、アイルランド・レパーズタウン競馬場・芝2000メートル、8頭立て)

　フランスに滞在して調整を進めているシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)は現地時間12日、厩舎内での引き運動で英気を養った。13日午前中にシャンティイを出発し、空輸で同日午後にダブリン空港に到着予定となっている。レースには坂井瑠星騎手＝栗東・矢作芳人厩舎＝と参戦する。

　3番枠に決まり、矢作調教師は「どちらかと言えば偶数枠の方がいいとは思っていましたが、頭数も頭数ですので、枠順そのものについてはそこまで気にしておらず、むしろ並びの方が重要かと思っていました。今回は、オーギュストロダンの隣であるという点ではいい枠だと思っています」とコメントした。

　JRAは13日、帯同馬のラファミリア(牡3歳、同厩舎、父レイデオロ)が現地時間14日16時(日本時間15日0時)発走のキルターナンS・G3(レパーズタウン競馬場・芝2400メートル＝10頭立て)に坂井瑠星騎手で出走することも併せて発表した。