愛オークス馬チキータ、約8.2億円で落札

2013年11月23日(土) 13:03 3 1

22日夜、アイリッシュオークス勝ち馬のチキータ/Chicquitaが600万ユーロ(約8億2000万円)で落札され、アイルランドのオークションにおける最も高額な落札馬となった。落札者は代理人のピーター&ロス・ドイルブラッドストックで、依頼主は非公表。

チキータのオークションは300万ユーロのお台で開始されるとみるみるうちにせり上がり、多くの参加者が見守るなかで記録的な価格にまで上昇。最終的に依頼主から電話で指示を受けたピーター・ドイルによって落札された。

ドイルは今年の凱旋門賞馬トレヴの馬主であるシェイク・ジョアン・アルサーニを大口顧客とし、キャンフォードクリフスやパコボーイを手がけ、来年1月に息子に調教師ライセンスを移譲するリチャード・ハノンと長年の付き合いがあるとされている。

チキータは1歳時はオーナーの数ある所有馬の1頭に過ぎない存在だったが、3歳になるとディアヌ賞(仏オークス)でトレヴの2着となり、7月にはヴィーナスデミロを破ってアイリッシュオークスを制した。

■ピーター・ドイル
チキータは王冠に輝く宝石のごとく麗しい牝馬だ。彼女がレースに復帰できる可能性は高いと思う。


【補足】
チキータはとにかくまっすぐ走らないことで有名で、勝った愛オークスでも大きく外にふくれています。今年は愛オークスを最後に出走しませんでしたが、来年も現役を続行するようですね。

1歳時にフランスのアルカナオーガストイヤリングセールで60万ユーロで落札されていて、2年後にその10倍にまで価値を高めたことになります。

なお、このセールでは2009年のジュライカップ勝ち馬フリーティングスピリットが日本人バイヤーに110万ユーロで落札されていて、日本に輸入後はディープインパクトを種付けする予定とのことです。

みんなのコメント

現在のコメント数3
  • ネイビー

    2013/11/23 16:25

    トーセンスターダム3頭分って…

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