クロフネ産駒が大記録樹立へ ママコチャ連覇で歴代単独1位の20年連続JRA重賞Vなるか

2024年09月20日(金) 19:30

昨年のスプリンターズSを制したママコチャ(昨年10月撮影、ユーザー提供:淳。さん)

 父に大きな勲章を届けるか。クロフネ産駒ママコチャ(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)が、スプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)で連覇に挑む。

 クロフネは01年にNHKマイルCジャパンCダートを制した二刀流の名馬だ。種牡馬としても優秀でフサイチリシャールカレンチャンアエロリットなど、多くのGI勝ち馬を輩出している。21年1月に23歳で死亡したが、初年度産駒がデビューした05年から昨年まで19年連続でJRA重賞制覇を継続中。これはパーソロンと並んで最長タイの記録で、今年も勝てば単独1位となる。しかし、ここまでのJRA重賞には延べ3頭が出走して未勝利となっている。

 ママコチャ父クロフネ母ブチコ、母の父キングカメハメハの血統。20年の阪神JF、21年の桜花賞、22年のヴィクトリアマイルを制した「白毛のアイドル」ソダシの全妹だ。昨年のスプリンターズSでGI初制覇を果たし、クロフネ産駒の19年連続JRA重賞制覇に貢献。その後は3戦未勝利だが、前走のセントウルSでは57kgを背負って2着に健闘しているので、衰えは全くない。休み明け2戦目で迎える今回、当然ながら好勝負が期待される。

 JRAに残るクロフネ産駒ママコチャを含めて6頭のみ。そのうち、現実的にタイトルを狙えるのはママコチャと、障害オープンのブリヨンカズマの2頭だけだろう。もちろん、エースはママコチャ。偉大な父の評価を更に高める連覇を期待しよう。

JRAの現役のクロフネ産駒】五十音順
エンドレスロード(牡5、栗東・高橋一哉厩舎、1勝クラス)
バーリンギャップ(牝5、美浦・萩原清厩舎、2勝クラス)
ハギノアトラス(セ8、栗東・鮫島一歩厩舎、オープン)
ブリヨンカズマ(牡5、栗東・高橋文雅厩舎、障害オープン)
ママコチャ(牝5、栗東・池江泰寿厩舎、オープン)
ミエノナイスガイ(牡5、美浦・上原佑紀厩舎、2勝クラス)

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す