【スプリンターズS】史上初の父仔制覇なるか ロードカナロア産駒の2頭がチャレンジ

2024年09月25日(水) 18:00

キーンランドCを制したサトノレーヴ(今年8月撮影、ユーザー提供:ほてらみさん)

 史上初の父仔制覇なるか。ロードカナロア産駒のサトノレーヴ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)とダノンスコーピオン(牡5、栗東・福永祐一厩舎)が、スプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)に参戦する。

 意外に思われるかもしれないが、90年のGI昇格以降、スプリンターズSの父仔制覇は一度もない。例を挙げると、93年と94年に連覇したサクラバクシンオーの産駒は延べ32頭が出走し、02年のショウナンカンプと09年のカノヤザクラの3着が最高着順。97年の覇者であるタイキシャトルの産駒は延べ6頭が出走し、06年のメイショウボーラーの2着が最高着順となっている。

 今年は12年と13年に連覇したロードカナロアの産駒が2頭参戦する。エース格はサトノレーヴで函館スプリントS、キーンランドCと重賞2連勝中。中山芝1200mは2戦2勝、さらには高速決着も歓迎とあって、GI初挑戦でも好勝負は必至だ。一方のダノンスコーピオンは一昨年のNHKマイルCの覇者。その後は苦戦が目立ち、前走のセントウルSも12着だが、上がり3Fはメンバー中2位タイなので、着順ほど悪い内容ではなかった。前崩れの展開になれば見せ場以上があっても驚けない。

 父仔制覇は一度もないスプリンターズSだが、実は母仔制覇は一度だけある。一昨年に02年覇者のビリーヴの仔であるジャンダルムが制しているのだ。これまでロードカナロア産駒は延べ12頭が出走し、20年のダノンスマッシュの2着が最高着順だが、今年こそ─。レース史に新たな1ページが刻まれることを期待したい。

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