【スプリンターズS】マッドクール春秋制覇だ 昨年鼻差2着の雪辱期す 名倉助手「足りないことはまずない」

デイリースポーツ

2024年09月25日(水) 06:00

 栗東坂路を力強く駆け上がるマッドクール(撮影・石湯恒介)

 「スプリンターズS・G1」(29日、中山)

 秋の快速馬決定戦で反撃を期すのが今年の高松宮記念覇者のマッドクールだ。G1馬として期待された4月の香港遠征では、まさかの11着大敗。しかし休養を挟んで立て直され、確かな手応えとともに昨年2着の一戦に臨む。本来の力を発揮できれば、18年のファインニードル以来となる同一年の春秋スプリント制覇が見えてくる。

 昨年の当レースで2着に敗れたマッドクールがリベンジに燃えている。G1初挑戦だった昨年、好位でうまく立ち回ったものの、ママコチャに鼻差及ばなかった。その後、初の海外遠征だった香港スプリントは8着に敗れたが、帰国後初戦の高松宮記念でG1馬の仲間入りを果たした。

 しかし2度目の海外遠征となった前走の香港チェアマンズスプリントプライズでまさかの11着大敗。名倉助手は「大雨で馬場の影響や疲れがあったかもしれない。はっきりした原因は分からないですが、力を出していない」とすっきりしない顔で振り返る。しかし、そこから立て直し、中間は順調そのものだ。同助手は「ノーザンファームしがらきで暑さに慣らして乗り込んでもらいました。1週前もジョッキーに乗ってもらって、しっかり負荷をかけました。迫力があって良かったと思います」と確かな手応えを感じている。

 中山芝1200メートルは昨年2走して1、2着と結果を残す好舞台。名倉助手は「中山は大丈夫だと思います。坂も踏ん張れます。それでいて高速馬場が悪いわけでもない。ここまでやってきて足りないことはまずないので、今週はサラッとやるくらい」と意気込んだ。きっちり力を出すことができれば、春に続くタイトルが見えてくる。

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