パリ五輪銅メダル「初老ジャパン」が報告会&トークショー 「昭和」「ペガサス」幻の愛称明かす

スポーツ報知

2024年09月27日(金) 18:54

出席した(左から)中内田充正調教師、角居勝彦元調教師、戸本一真選手、大岩義明選手に、小川登美夫コーチ(右から2人目)、根岸淳監督(同3人目)、高田潤騎手(同4人目)(カメラ・山本 理貴)

 パリ五輪で銅メダルに輝き、92年ぶりのメダル獲得を果たした総合馬術団体の日本代表、通称“初老ジャパン”が9月27日、兵庫県・三木ホースランドパークで報告会およびトークショーを行った。大岩義明選手=nittoh=、戸本一真選手=日本中央競馬会=、根岸淳監督=乗馬クラブクレイン=、小川登美夫コーチ=日本大学=、JRA中内田充正調教師=栗東=、角居勝彦元調教師、高田潤騎手=栗東・フリー=が参加。約1000人のファンを前に、約1時間半、事前合宿からオリンピック期間中を振り返り、ファンからの質問にも回答した。

 中内田調教師は「競馬界だけでなく馬業界全体が盛り上がっていた。競馬で言えば凱旋門賞を勝ったというくらい。本当に偉業を達成された」と祝福し、角居元調教師は「乗馬の世界でオリンピックでメダルをとるということは本当にすごいこと」とたたえた。

 高田騎手から“初老ジャパン”と名付けた理由について問われると、根岸監督は「僕はメダルをとると思っていたので、何か名前をつけようと思った。五輪の日本代表で、必ず最高齢が馬術の選手という話があって、年齢を重ねて、腰が痛いだとか、そういう話も出ていた。これは初老だからだろうと。それで初老ジャパンということになった。誰も何も意見を言ってこなかったので、このままでいいんだと思った」と説明。他には「昭和」案、「ペガサス」案が候補に挙がったが、会社の名前みたい、イメージに合わないという理由で採用は見送られたという。戸本選手は「監督が出したアイデアに、いいえとは言えないですから(笑い)。41歳だし、自分では初老ではないと思っていましたけど、選手村で20代の子がご飯を食べているところや、スケートボードで10代の子がメダルをとっているのを見て、受け入れざるを得ないのかなと思いました」と語り、会場を大いに沸かせていた。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す