【POG】マスカレードボールを筆頭に好メンバー!アイビーSが楽しみ(美浦発)

デイリースポーツ

2024年09月28日(土) 11:44

マスカレードボール

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 さて先週の振り返りですが、22日の中山芝1800mの新馬戦はテリオスルナ(牝、高柳瑞)が鮮やかに逃げ切りました。前有利の馬場状態だったとはいえ、直線で突き放してのVですからね。次走は未定ですが、楽しみですね。

 22日の中山ダート1200mの新馬戦はフレッシュラン(牝、尾形)が勝利。直線で抜け出した2着馬をきっちりとらえて、3着以下はかなり離しました。津村Jもまだまだ伸びしろがあるとコメントしていましたし、楽しみです。

 21日の中山ダート1800mの新馬戦はテンワンダーマン(牡、金成)が好位から抜け出してV。直線での反応が良くノーステッキ。まだまだ余裕を感じる内容でした。新種牡馬ルヴァンスレーヴ産駒は3頭目の勝ち上がりで全てがダート戦。しっかりと父の適性を受け継いでいる印象です。

 先週は中京でも2頭の関東馬が勝ち上がっており、21日の中京ダート1200mの新馬戦はザクシス(牡、加藤士)が勝利。前を見ながら運んで、最後はきっちりと鼻差とらえました。まだまだ伸びしろがありそうです。次走はなでしこ賞(10月20日・京都、ダート1400m)の予定。

 22日の中京ダート1400mの新馬戦(牝馬限定)はプロミストジーン(牝、上原佑)が単勝1・4倍の1番人気に応えました。物見をする場面がありましたが、しっかり抜け出しての勝利ですから、先々が楽しみです。ナダル産駒は2歳戦9勝目でダートでの勝ち星が増えてきましたね。

 15日の中山ダート1200mで未勝利を勝ち上がったサノノワンダー(牡、栗田)はプラタナス賞(10月14日・東京、ダート1600m)を予定。函館2歳S2着のニシノラヴァンダ(牝、奥平)は美浦に帰厩。アルテミスS(10月26日・東京、芝1600m)に向けて調整が進められます。

 シルバーレイン(牡、萩原)、マスカレードボール(牡、手塚)もアイビーS(10月19日・東京、芝1800m)を目標に帰厩。同レースには7月の福島で新馬戦を圧勝したピコチャンブラック(牡、上原佑)やカポレイラ(牝、中舘)も予定しており、かなり楽しみなメンバーとなりそうで注目ですね。

 8月の新潟で未勝利戦を快勝したクライスレリアーナ(牝、木村)はアルテミスSを目標に帰厩する予定です。(馬サブロー美浦支局・木村)

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