【ジャパンダートクラシックレース後コメント】フォーエバーヤング坂井瑠星騎手ら

ラジオNIKKEI

2024年10月02日(水) 21:26

ジャパンダートクラシックを制したフォーエバーヤング(c)netkeiba、撮影:高橋正和

 10月2日(水)、大井競馬場(晴・良)で、ことしから始まったダート3歳三冠の最終戦、第26回ジャパンダートクラシック(ダート2000m、出走15頭)が行われ、5月のケンタッキーダービー以来の出走だったJRAフォーエバーヤングが道中2番手から直線で先頭に立つと後続の追い込みを退け、一番人気に応えて三冠最終戦を制した。勝ちタイムは2分4秒1。

 中団から追い上げたミッキーファイトが1馬身4分の1差の2着、道中はフォーエバーヤングとほぼ同じ位置にいたサンライズジパングが5馬身差の3着、1馬身差の4着がラムジェットで上位4着までがJRA勢、4分の3馬身差の5着に高知のシンメデージーが入り、東京ダービーに続いて地方馬最先着となった。

 勝ったフォーエバーヤングは父リアルスティール母フォエヴァーダーリング(母の父Congrats)の3歳牡馬。JRA栗東・矢作芳人調教師の管理馬。鞍上はJRA坂井瑠星騎手JRA・地方・海外を通算した成績は7戦6勝、重賞は5勝目となった。

レース後のコメント

1着 フォーエバーヤング(坂井瑠星騎手)
「負けられないなと思っていたので、すごくホッとしました。休み明けでしたが十分に走れる状態でしたし、とにかく自信を持って、この馬の力を出せれば勝てると思っていました。

 内で揉まれるのが嫌だったので、ハナに行ってもいいと思っていたのですが、2番手からに切り替えて、とてもリズム良く走っていました。きょうはすばらしいメンバーが揃っていましたし、いつ追い込んで来るかわからないので、最後まで油断しないように、しっかり追っていました。

 国内でまだ負けていないですし、春はアメリカで本当に悔しい思いをしましたので、そのリベンジをという気持ちが強いです。また強いフォーエバーヤングをお見せできればと思います。大井で勝てるのも嬉しいですし、記念すべき最初のジャパンダートクラシックを勝てたのはとても嬉しいです。

 フォーエバーヤングはまだまだ頑張れますし、次のアメリカは勝ちに行きたいです。自分自身も、あすからフランスに行って、凱旋門賞が控えていますので、そちらも勝てるように頑張ってきたいと思います。ありがとうございました」

2着 ミッキーファイト(戸崎圭太騎手)
「前走より状態が良く、緩さのある馬ですが、良くなっていると感じました。スタートの出は良くなかったですが、展開的に良い流れになったと思いました。もしかしたら、という手応えはありましたが、勝ち馬がそこからもうひと伸びしました。距離は大丈夫でした。今後につながるレースができましたし、先が楽しみです」

3着 サンライズジパング(武豊騎手)
「勝ちに行った競馬で、思ったより前が取れました。良い形になったと思いましたが、右回りはコーナーでスピードが落ちてしまうので、左回りのほうが良いと思います」

4着 ラムジェット(三浦皇成騎手)
「思ったよりゲートは出てくれました。リズム重視で、と思いましたが、今日は一度も抱え込めるところがなく、促しながらの競馬になりました。4コーナー手前でスピードが上がった時に差が出ました。

(馬体重の)数字を見てもわかるように成長していて、返し馬から跳びはすごく良かったです。まだ良くなるところはあると思いますし、無事に成長してくれればと思います。ただ、直線で競るところまでいかないといけなかったです。応援してくれたファンの方や関係者の方に申し訳ないです」

6着 カシマエスパーダ(田辺裕信騎手)
「前走同様、スタートは上手でした。すごく行きたい馬がいれば行かせても、と思っていましたが、自分のペースで行けました。ラスト1ハロンが地力勝負になり、上位には力のある馬が入りました。2000mがダメということはないですが、大きな舞台で勝ち切るにはもう少し短い方が良いのかもしれません」

7着 サントノーレ(笹川翼騎手)
「真っ向勝負を挑んで、フォーエバーヤングの後ろにつけて、追いかけたぶん、一杯一杯になりました。着狙いの競馬ならもっとやれたかもしれませんが、勝負した結果で、持っている力は出せました。自分としては悔いはありません。このクラスのメンバーで(前に)ついていく競馬をすると、この距離は長いかもしれません」

(取材:山本直)

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