51年ぶり史上3頭目のダービー&菊花賞二冠へ ダノンデサイルと過去2頭の意外な共通点とは?

2024年10月15日(火) 17:30

日本ダービーを制したダノンデサイル(今年5月撮影、ユーザー提供:さめさん)

 日本ダービー馬のダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)が、菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)で史上3頭目の偉業を狙う。

 ダノンデサイルは父エピファネイア母トップデサイル、母の父Congratsの血統。母は14年の米G1・BCジュベナイルフィリーズの2着馬。一昨年のセレクトセール1歳では1億3500万円(税抜)の高値で取引された。

 ここまで5戦3勝。全てのレースで横山典弘騎手が手綱を取っている。1月の京成杯で重賞初制覇。皐月賞はレース直前に右前肢跛行を発症したため、無念の競走除外となったが、その悔しさを晴らしたのが日本ダービーだった。絶好5番枠から好位のインを確保。いわゆるウイニングポジションで脚をためると、直線で内ラチ沿いから先頭へ。追ってくる1番人気のジャスティンミラノを寄せ付けず、2馬身差の完勝を収めた。今回は当時以来、5カ月ぶりのレースとなるが、ぶっつけ参戦は予定通り。それだけに仕上げに抜かりはないだろう。

 これまでに牡馬の三冠馬は8頭いる。では、二冠馬はどうだろうか。皐月賞日本ダービートウカイテイオードゥラメンテなど16頭、皐月賞菊花賞セイウンスカイゴールドシップなど8頭。しかしながら、日本ダービー菊花賞は43年のクリフジ、73年のタケホープの2頭のみ。これは意外な事実ではないだろうか。

 偉大な先輩2頭とダノンデサイルの共通点を探すなら、皐月賞に出走していないこと。逆に相違点はクリフジが秋5戦目、タケホープが秋2戦目だったのに対し、日本ダービーから直行での参戦となることだが…。いずれにしても今年の菊花賞ダノンデサイルが不動の主役。是非とも休み明けを克服し、51年ぶりの偉業を達成してほしい。

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