千葉ロッテマリーンズの吉井理人監督が所有するリジン(牡5、栗東・宮本博厩舎)が、月曜新潟10Rの菅名岳特別(3歳上・2勝クラス・ダ1800m)で特別初勝利を狙う。

　リジンは父ストロングリターン、母フォーシーム、母の父ダイワメジャーの血統。母も吉井監督の所有馬として走り、JRAでは未勝利ながら、名古屋で3勝を挙げた。そして伯父のメイショウサムソンは06年の日本ダービーなどGIを4勝している。

　以前は美浦・高橋文雅厩舎に所属していたがデビューに至らず。浦和・水野貴史厩舎に移籍して7戦5勝、2着2回の好成績を収め、栗東・宮本厩舎に再転入した。JRAでのデビュー戦となった前々走の1勝クラス(阪神ダ1800m)は5番人気だったが、番手から堂々の押し切り。オーナーに3年8カ月ぶりとなるJRA4勝目を届けたことで話題を集めた。そして昇級戦となった前走の苗場特別で0秒1差の2着に奮闘。早くも現級卒業にメドを立てている。

　前走と同じく、舞台は新潟ダ1800m。引き続き幸英明騎手の継続騎乗で、オーナーにJRA特別初勝利を届けてみせる。