3日間開催最終日は東京、新潟の2場。東京メインの「第72回府中牝馬S」は1着馬にエリザベス女王杯(11月10日、京都)の優先出走権が与えられる重要なステップレースだ。

　本命は関西馬マスクトディーヴァだ。1番人気に支持された前走ヴィクトリアマイルは直線でブレーキをかける不利が響いて3着。そんな厳しい状況下で1馬身半差まで迫ったのは能力を証だろう。その後は放牧で心身ともにリフレッシュ。帰厩後は順調に稽古を重ねている。1週前は初コンビを組む川田がCWコースで感触を確かめ、6F83秒6〜1F11秒5。3頭併せの最後方から2馬身突き抜けた。迫力ある動きを披露し、秋初戦として万全の仕上がりをアピールした。1800メートルへの距離延長も好材料。府中の長い直線で持ち前の瞬発力が生きる。馬連(6)→(1)、(4)、(5)、(7)、(12)、(14)。